さて、そろそろ飽きてくる頃だと思うので、変化球を投げてみたいと思います。
現場の豊富な経験がなければ、きっとディレクションはやっていけないんだぜ、というお話です。
シーズン4にて、ようやくテロリストの居場所が分かりそうな場面で、ジャックバウアーは時間と距離からテロリストの潜伏してそうな箇所の洗い出しを指示します。
そして、それっぽい地域がリストアップされてきたのですが、どうもそこから先の絞り込みに、担当の分析官が躓いているご様子。 ちなみに分析官はふとっちょエドガーくんです。
「衛星で熱分析をして割り出せ!」
エドガー・スタイルズ「無理です。この一帯には送電線がかなり集中してます。」
・・・エドガーくん。分析官としてはまだまだのようですね。
こういう場合、テキストファイルの比較を常にやっている人なら気づくはずです。
そうです。 diff を取るんです。
「送電装置はずっと前から置かれていた。スキャンして今のと以前とのグリッドパターンを比べればいい!」
要するに、ジャックバウアーは声高に、
diffを取れ!
と言っているのです。
見るべきポイントから問題の切り分け手法、実際の分析官の仕事のフローに至るまで、一連の把握ができているからこその判断です。さすがジャックバウアー。
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