仕事に対する意識レベルが同じくらいの人同士が一緒に仕事をすることが、いかに困難かを思い知る台詞がありますのでご紹介します。
シーズン7にて、一時的にFBIに協力することになったジャックバウアーたちですが、ジャックバウアーが一番信頼のおける分析官、クロエ・オブライエンをFBIに一時的に置いてくれという話を、FBIのボスに対してします。
このシーズンでは、政権内に腐敗がはびこっていて、頼れるのは元CTUでやってきた仲間だけ、という状況で、クロエがFBIに呼ばれて、いざこれから作業をしようというシーンです。
ラリー・モス(FBIワシントン支局のボス)「ずっとバウアーと仕事してきたんだろ?」
クロエ・オブライエン「7年、断続的に。」
このラリー・モスというFBIワシントン支局のボスですが、ジャック・バウアーの手順を無視する強引なやり方が気に入ってません。ただ、FBI内にも敵がいるかもしれないという状況で、暫定的にジャックバウアーとその仲間たちに頼らざるを得ません。
・・・彼もストレスがたまっているのでしょう。こういう時は皮肉でも言いたくなります。
すると、ラリー・モスはこんな感想を言います。
ラリー・モス「それはすごい。彼と居ても生き残った。」
いやぁまさにその通り。 彼と仕事をして生き残った人はごくわずかです。すごいんです。
皆さんにはこの台詞が皮肉に見えているでしょうか? いいえこれは皮肉ではありません。
仕事に対する意識レベル、言い換えれば同じくらい仕事に対してやりがいを持って出来る人と、継続して一緒にやっていくのはかなり困難なことです。大抵は、社内における仕事に対する意識レベルはバラバラであることが多く、総じて意識が高いような会社は、上の層のごく一部に限られてくることでしょう。たぶん。
同じくらいに仕事に対する意識を持てる人が、同じ社内に何人いるでしょうか?もちろん自分自身が行動を起こすことが何よりも最重要だとは思いますが、もしあなたが転職活動をしようとしているのなら、こういう意識レベルが自分と合っているかどうかも、判断の1つになるのではないでしょうか。
逆に、周りにこういう人がほとんど居なかったとしても、周りを巻き込んで突き進むのをやめないジャックバウアー。さすがジャックバウアー。
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