CSS Nite in Nagoyaに行ってきた話

この記事は書かれてから1年以上が経過しており、最新の情報とは異なる可能性があります

内容は、どちらかというと後追いで追加されたワード、『“伝える”のがうまくなる!』っていうところが全面に出た内容だったと思います。

techネタではないですが、かなり濃い内容ばかりだったので自分用にメモ書きしておきます。 詳しい紹介記事が見たい方は、きっと公式に載るのでそちらをご覧いただければと思います。(概要と自分がポイントだと思ったところのみです)

逆張りと差別化 セルフブランディングではない『キャラ学』

全部でセッションは3つあり、 最初は、ウープスデザイン・石嶋未来さんの**逆張りと差別化 セルフブランディングではない『キャラ学』**という内容でした。

自分というのをいかに相手に伝える、分かってもらうかに終始徹底していた内容で、自分に合わせて環境を変えることで、仕事などを無理なく継続させるような話が印象的でした。その分野で一番じゃなくてもいいから、とにかくブログなどを書きましょう、という話は、ホントにその通りだなと思います。

あと、その分野の中で自分が確立できたとしても、それに甘んじているとやがてそれも無くなっていくので、『今が安泰でも常にキョロキョロしてワクワクする自分を毎日楽しもう』という話は、かなり共感できる部分でした。いわゆるブルー・オーシャン戦略に似てるのかもしれません。

非常に気さくな方で、自分を楽しんでいるなーという感じを受け、とても印象的でした。

『得意なこと』を発信しよう!Webデザイナーの魅力をさらに高める、情報発信のすすめ

次は、フロッグマンオフィス・山口有由希さんの**『得意なこと』を発信しよう!Webデザイナーの魅力をさらに高める、情報発信のすすめ**という内容でした。

いつも ブログ を拝見させていただいているのですが、Webサービスのアウトプットスピードが半端無く、発表内容もそれに関連した形でした。

自分がやったことないこと、新しい技術などを試しておくことで、それを実際に使う場面でどれくらい時間かかるか、対応ブラウザなどの判断もしやすく、とりかかる時の不安も減るし、作業スピードも上がるよー、という話は、まさにその通りだなーと思いました。

確かに、どんどん新しいことが出て来る分野で、事前に検証する時間をきっちり取るというのはとても大事で、それにより仕事の時間を極力減らすことで、また検証の時間を多く取ることができ、結果的に良いサイクルが回る、という話も印象的でした。

『知っていることを』を伝えなければその知識は知らないのと一緒、という言葉からも分かるように、まずはきちんと情報発信すること、アウトプットすることが大事だというとても参考になる良い話でした。

情報設計を用いてアプローチするユーザーの『時間』と『状況』

最後は、KDDIウェブコミュニケーションズ・藤田淳子さんの**情報設計を用いてアプローチするユーザーの『時間』と『状況』**という内容でした。

インターフェースの設計をするには、サービス自体の設計をする必要があり、インターフェースに接することでどういう価値を得るのか、お客さんはインターフェースにではなく、体験価値を買うんですよーといった、モノからコト作り(サービス)の話とIAを絡めた感じの話で、最近よくありがちな誰得サービスに対して、これから(当然今もですが)考えるべきところを指し示すような、とても興味深い発表でした。

個人的に思ったのは、きちんとゴール設定をしたうえで、検証やゴールに至るプロセスに関しても、それに即した手法であったり、とにかくお客さんに対してしっかり向き合った姿勢が多くみられ、その辺りが一貫していた内容で、ブレが無くて素敵だなーと思いました。

ちなみに、発表内でところどころ出ていた途中成果物が、誰にでも意図まで含めて伝わるように、きちんと見える化されていたのはとても印象的でした。

全体を通して思ったこと

やはり、アウトプットは重要、という一言に尽きるかもしれません。

こういった発表をすること自体も、とにかく情報発信しないとたぶん伝わらないですし、アウトプットしないと、質の良いインプットもきっと得られないだろうなーと思いますし、良いサイクルもきっと回らないですね。僕もブログ頑張って書こうと思います。

登壇者の方々、CSS Nite in Nagoyaの関係者の方々、お疲れさまでしたー。良いイベントでした!

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